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連歌を巻いてみたい!!

アフターコロナでしたいこと

母が俳句を作っているので、時々俳句関連の本を貸してくれます。
今年は藤沢周平の「一茶」と森まゆみの「子規の音」を読みました。


藤沢周平の「一茶」は一茶の視点で、小説のように話が進む対して
森まゆみの「子規の音」は、子規の生涯に加えて、子規が行った東北の旅の行程を森さんが実際に
辿ってみた様子や、子規の周りの人々が子規のことをどのような言葉で残していたか等の引用も多く子規に関する資料集といった感じでした。



どちらが好みかといえば、人間的には正岡子規なのなのですが、本としては藤沢周平の「一茶」ほうが、一茶の俳諧師として大成したいという野望、なかなか自分が希望する方向に物事が進んでいかないくやしさや意地といった人間臭い感情が丁寧に描かれていて、一茶に感情移入してしまうほど、引き込まれてしまいました。

そんな「一茶」を読んでいる時に、気になった言葉が「連歌を巻く」いう言葉。
母がやっている俳句は、句会や同人誌に個人として俳句を発表する形式ですが、
連歌は何人かで、五・七・五の”上の句”と七・七の”下の句”を複数人でつなげて作っていく形式だそうです。

なんとなく、昔キャンプファイヤーの火を囲んでやった、「いつ」「だれが」「どこで」「なにをした」と各自一フレーズずつ考えて発表し面白いお話を作るゲームと似ているな~と思いました。

今年の大河ドラマの主役の明智光秀も連歌会に参加して句を作っていたのも興味を惹かれる理由のひとつですが、自分の作った句を長時間かけて悩みながら推敲したり、先生に添削していただくよりも、瞬発力で句を詠んで、他の人の句とつなげていく方が楽しそうで、私も機会があれば、連歌会に参加して連歌を巻いてみたいです。

2020/5/19 本日のベランダ菜園 葉ネギ
再生栽培で育てた葉ネギが「世界に広げよう友達の」の形になっていました。

連歌を巻いてみたい!!_c0397630_05473248.jpg







ブログテーマ:アフターコロナでしたいこと
by hika777susie | 2020-05-19 05:51 | 晴耕雨読 | Comments(0)